2025年7月25日より『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』が劇場公開されました。
MCUフェーズ6の幕開けを飾る作品として、膨大なマーベルの歴史を背負いながら、数多くの隠し要素を織り交ぜています。
特に原作コミックを生み出したスタン・リーとジャック・カービーへの敬意が強く感じられる内容となっています。
今回は『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』のトリビア、小ネタ、伏線、隠し要素、考察をまとめました。
アース828
本作の舞台は「アース828」と明示されます.
これは原作者ジャック・カービーの誕生日である8月28日へのオマージュです。
この数字選びからして、彼とスタン・リーへの深いリスペクトが込められていることが分かります。
モールマンの登場
ファンタスティック・フォーの初期の敵キャラクターであるモールマンが、本作にも登場します。
演じたのはポール・ウォルター・ハウザー。
彼の目が弱く太陽光に慣れていない様子は原作設定に基づいています。
1994年版『ファンタスティックフォー』のキャスト

映画の冒頭でファンタスティックフォーに熱狂する群衆の中に、1994年に製作されるも劇場公開されなかった映画『ファンタスティックフォー』に出演した、
レックス・ハイド=ホワイト、レベッカ・スターブ、ジェイ・アンダーウッド、マイケル・ベイリー・スミスといった俳優たちが紛れています。
テレビ局 WHIH

劇中で登場するニュース番組の多くは、架空の放送局WHIHからの放送という設定になっています。
このテレビ局はアイアンマンシリーズなどMCUの作品のメイン舞台のアース616にもたびたび登場しています。
60年代のニューヨーク
本作は60年代のニューヨークを舞台にしているため、当時の有名なビルの一つのパンナムビルが映し出されています。
パンナムビルは、アース616では後に買収されてメットライフビルとなり、さらにその上にアベンジャーズタワーが築かれました。
フューチャー・ファウンデーション

映画では、ファンタスティック・フォーが協力する国際組織フューチャー・ファウンデーションが登場します。
これはコミックに登場した同名の団体がベースとなっており、科学と技術の進歩を目的としています。
ラトベリア

会合中のシーンではラトベリア代表の席が空席になっていることがわかります。
ラトベリアはドクター・ドゥームの出身地です。
これはドゥームとの因縁を暗示しているようにも思えます。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』ではロバート・ダウニー・Jr.が演じることが確定しており、今後の展開が気になります。
アニメ化設定とセリフの由来
劇中にはファンタスティック・フォーのアニメが存在しています。
さらに、シングの「正義の鉄拳タイムだ」という決め台詞がそのアニメからの引用であることが明かされます。
これは、実際に1967年に放映されたアニメ作品へのオマージュです。
平行世界の言及
アース828が舞台であるにも関わらず、あまりマルチバースの詳細が描かれない本作ですが、
「異なる次元に平行地球が存在する」というセリフによって、今後の展開を示唆しています。
これは「マルチバース・サーガ」の導入ともいえる要素です。
ヤンシー通り
シングことベン・グリムが出身とされるヤンシー通りも本作に登場します。
実在しないこの通りは、原作では少年時代の仲間たちがいた場所で、映画でも子供たちと交流するベンの姿が描かれます。
背景には「スタンリーのサービスセンター」など、ファンを喜ばせる細かな演出が施されています。
レイチェル・ロズマン
ナターシャ・リオンが演じる教師レイチェル・ロズマンは、原作には登場しない新キャラクターです。
名前から察するにジャック・カービーの妻・ロザリンド(ロズ)へのオマージュと考えられます。
彼女とベンとの絆が丁寧に描かれている点も見逃せません。
スタン・リーとジャック・カービーのカメオ出演

映画のあるシーンでは、コミックアートに囲まれた二人の中年男性が登場します。
これは明らかにスタン・リーとジャック・カービーをモデルにしたキャラクターであり、初期のコミックに見られたメタ演出を再現しています。
彼らの背景には「ウーグは再び生きる!」というポスターが掲げられており、これは1960年代に彼らが描いたSF短編のタイトルから取られたものです。
シャラ=バルの登場
古典的なコミックでは、シルバーサーファーことノリン・ラッドが恋人シャラ=バルを救うためにギャラクタスに仕えることになります。
しかしアース828では、シャラ=バル自身がギャラクタスの使者となって登場します。
宇宙船「エクセルシオール」
ファンタスティック・フォーが乗る宇宙船は「エクセルシオール号」と呼ばれています。
これはスタン・リーが好んで使用していた締めの言葉「エクセシオール」から取られています。
こうしたネーミングにも、製作陣の愛情が込められています。
コズミックパワー
ギャラクタスがスーとリードの息子フランクリンに執着する理由は、彼がコズミックパワーを持っているからです。
これはマーベルコミックにおける超常的なエネルギーで、あらゆる超能力をもたらす力です。
本作ではこの力が物語の核心に関わる重要な設定として扱われます。
フランクリンのユニフォーム

エピローグでは、赤ん坊のフランクリンが「5」のロゴが入ったユニフォームを着せられます。
これは、彼がチームの5人目のメンバーであることを象徴しており、原作コミックにも存在するデザインです。
NTTドコモではDisney+ (ディズニープラス)と、ahamo
もしくはドコモのギガプラン※を両方契約すると、Disney+ (ディズニープラス)の毎月990円(税込)が最大6か月間割引(5Gギガライト・ギガライトは最大4か月間割引)になるキャンペーンを実施中です。
月額2,970円(税込)で20GBも使えるドコモの格安プランahamo
にも対応しているので、スマホの乗り換えを考えている人にもお得なキャンペーンです。
ドコモユーザーがディズニープラスに入会するなら今がチャンス!
ドコモ経由でディズニープラスに入会。
ahamo
もしくはドコモのギガプラン※を契約。
※「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」「ギガホ」を契約、または「はじめてスマホ割」「U15はじめてスマホ割」「ドコモの学割」「ドコモのロング学割」を利用せずに「5Gギガライト」「ギガライト」を契約
キャンペーンページよりエントリー



