どうもマッキーです。遅ればせながら映画『ヴェノム』を観てきました。
感想
エイリアンを彷彿させるような凶暴なルックスからしてスプラッターなシーンが多いように思われますが、血しぶきシーンなどもないのでグロに抵抗がある人でも安心して観れる映画です。
どちらかというと80~90年代によくあった、未知の生命体と遭遇する映画のようになんとなく懐かしい雰囲気が感じられました。
主人公・エディとヴェノムはそれぞれ求めるものは違いますが、自由な人生を取り戻すために互いを受け入れて復讐を果たそうとします。
二人三脚のリベンジャーです。
ヴェノムは寄生すると宿主の思考が手に取るように伝わるそうで、エディの正義が看過したのか、あるいは我の強さに引きずられたためか、今作のヴェノムは 思ったほど凶悪じゃないです。
最初に登場したシンビオート(エイリアン)の方が凄まじかったですし、制作側もそこに強弱をつけることでヴェノムは悪いヤツじゃないっていうふうに思ってもらいたかったのかもしれないですね。
さて、いわゆる「謎の生命体と体を共有する主人公」の物語は日本のコミックでもたくさんあって、その中でも一番近いなと感じたのが皆川亮二氏の『ARMS』。
体に埋め込まれた凶暴な性格のナノマシンに、時には精神を飲み込まれながらも、成長を通じて互いを理解しあい敵に挑んでいくというストーリー。
内なる別人と対話をしたり変身したりするところなんかが似ています。
久しぶり眠っていた記憶が呼び覚ましましたわw
しかし、作り手のメッセージは全然違いました。
『ヴェノム』の場合は、エディの物語を通じた成長はほとんど描かれていなくて、むしろ自分の信念を貫き通すことで壁を破るという印象が強いです。
おとなしい「オトナ」になるんじゃなくて、欲望に忠実な「コドモ」になれ、と。
その精神は主題歌に、hip-hopという体制批判や鬱憤の爆発が原動力の音楽が起用されていることからも感じられます。
さらに、その白人不利と言われるhip-hop業界の概念を打ち壊してきたエミネムが歌うことでエネルギーが高まります。
観終わった後にメッセージ性の強さを実感しました。
ここに注目!
中盤で出てくる医師のダン。
エディの元カノ・アンの現交際相手なんですが、この人のイイ人ぶりが凄すぎるw
彼女の元カレが家の前でストーカーまがいの待ち伏せをしてようが、高級レストランでデート中に乱入してきて暴れようが全くキレる様子もなく、親身になって精密検査を受けさせてくれたりもします。
それでいて、上から目線のようないやらしさが微塵もないんです。
もうここまで行くと芸の域に達しそうなくらいですね。
こんな男いませんよw
それにしても、アンの選ぶ男の趣味がよくわからん…
これから観る人へのアドバイス
ヴェノムの予備知識として『スパイダーマン3』を観ておくと良いかもしれません。
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